前書き 1

 動作分析をどう使うのか?異常パターンや代償動作に着目し、なぜそのような動作が行われているか?どの動作のために行われているか?その動作で得をしている、または損をしている関節や筋、その他の機能を探せば答えが分かってくるのではないでしょうか。
 例えば、肩関節外転であれば代表的な代償動作は肩甲帯の挙上・体幹の側屈があります。肩関節外転の指示に対してそのような代償動作を行えば、明らかに得をしているのは外転機能であり、また問題点でもあります。 
 動作分析はどうやっているかではなく、何のために行っているかを考えることが重要と考えます。当たり前のことですがここが一番難しいですよね〜