動作分析の実際 1

私達の動作分析のプロセスを当たり前ですが紹介します。
1.正常歩行のデーターを理解する。
2.全体像を観察し特徴をつかむ。
  →何でもいいから正常から逸脱したパターンを見つける。
   リズム、動揺、跛行、姿勢、目線の高さなど色々ですが・・
3.上半身と下半身のバランスを見る。
4.局所の症状、現象を見る。
  →いわゆる一般的な評価だと思います。機能的な問題点と現象の一致がある   か把握する。痛みや恐怖心による異常パターンであれば、その場で修正可   能なものもある。楽な動作パターンを選択してあげるものも理学療法士の   仕事であると考えます。
5.問題点に対してアプローチし歩容の変化を見る。
6.リスク管理下で可能なものは何でも試す。
  →歩行の問題解決の鍵が基本動作や階段昇降などの中に隠されていることも   おおいですよね。
他にも多いですが簡単に述べさせていただきます。